介護医療院とは
介護医療院とは平成30年4月に創設された「医療の必要な要介護者(介護度1~5)向けの長期療養・生活のための介護保険施設」です。
今後、増加が見込まれている慢性期の医療・介護のニーズを併せ持つ高齢者へと対応するため、医療処置が必要で、かつ、自宅や特別養護老人ホームなどでの生活が困難な高齢者にも対応できる受け皿として期待されています。
介護医療院の役割
介護医療院は①「日常的な医学管理」や「看取りやターミナルケア」と、②「生活施設」としての機能を兼ね備えた施設として、制度設計されています。
これにより、利用者の生活様式に配慮し、長期療養にふさわしい環境を確保しながら、プライバシーを尊重し、家族や地域との交流が可能な環境を維持します。
また、経管栄養や喀痰吸引等を中心とした日常的・継続的な医学管理や充実した見取りやターミナルケアを実施する体制が構築されています。
サービスの対象となる方
ご利用にあたっては、「要介護認定」が必要となります。
市町村により「要介護1~5」の認定を受けている方を対象とし、医療処置及び中・長期療養が必要な高齢者の場合、ご利用いただけます。
美里リハビリテーション病院 介護医療院
本院は、2018年10月1日、南館2Fの合計36床(多床室)にて介護医療院のサービスをスタートしました。
当初より生活施設としての機能のほか、医療従事者による医療サービスの提供や、歯科医師による口腔ケア、そして、医学的管理下でのリハビリテーション等の各種機能訓練への対応も行っており、現在もそれは続いています。
現在は2024年4月より58床(個室、多床室)にてサービスをご提供いたしております。
職員みんなで連携し、利用者の皆様にご自宅で暮らしているように感じていただけるサービスを提供致します。
詳細につきましては、美里リハビリテーション病院 介護医療院の介護支援専門員まで一度お問い合わせください。